東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で、紳士服の大手AOKIホールディングス側が大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)=受託収賄容疑で逮捕=と面会した際、会話の内容を録音し、東京地検特捜部が録音データを押収していたことが関係者の話で分かった。
【図解あり】高橋治之容疑者(78)面会の録音データ、特捜部押収=AOKI要望さまざま
東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で、紳士服の大手AOKIホールディングス側が大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)=受託収賄容疑で逮捕=と面会した際、会話の内容を録音し、東京地検特捜部が録音データを押収していたことが関係者の話で分かった。
容疑者らの逮捕から24日で1週間が経ちました。AOKI側からスポンサー選定をはじめ、公式ライセンス商品の販売審査などさまざまな便宜供与を依頼された疑いが次々と明らかになった。
録音データにはこうした会話のやりとりが収められ、特捜部は請託を裏付ける客観証拠とみて調べている。
元理事から逮捕1週間・五輪汚職事件の内容と請託裏付けについて
発端は元理事の高橋容疑者から始まった!

「大会スポンサーになりませんか」。
関係者各社によれば、高橋容疑者は2017年1月、旧知青木拡憲容疑者(83)=贈賄容疑で逮捕=と面会した際、下位スポンサーのオフィシャルサポーターを自ら打診した。
招致活動に2億円を拠出するなど五輪に思い入れの強かった青木容疑者は快諾。
これを機に自社の五輪事業に関して次々に頼むようになった。
高橋容疑者は同年6月に早々と「スポンサーに内定した」と伝え、招致への貢献度も踏まえスポンサー料の「5億円」も決まった。
正式にスポンサー契約が公表される1カ月前の18年9月の面会では、専務執行役員の上田雄久容疑者(40)=同=が公式ライセンス商品の販売促進や日本選手団公式服装の受注希望など事業計画が書かれた要望書を手渡した。依頼はその後も、ライセンス商品の審査迅速化、大会延期に伴い「1億円」とされた追加スポンサー料の減免などと多岐にわたったとみられ、大会開幕直前の21年6月まで続いた。
容疑を一貫して否定
面会には上田容疑者がしばしば同席し、やりとりを秘密裏に録音していたという。
特捜部は録音データを請託の「動かぬ証拠」と位置付けており、高橋容疑者が依頼のたびに組織委マーケティング局や専任代理店の電通などに口利きし、謝礼としてコンサルタント料名目で計5100万円を受領したとみている。
一方、高橋容疑者は一貫して容疑を否認。

「最上位スポンサーのゴールドパートナーとして3社ほど紹介したが、お金は一切もらっていない。AOKIも同様で、コンサル料は五輪と関係のない正当な対価だ」
などと供述している。
審査迅速化は

「各社から要望があり、マーケティング局長やIOC(国際オリンピック委員会)にも急ぐよう言ったことはあるが、AOKIに関してではない」
と主張。

「関与していない」
追加スポンサー料の減免も「関与していない」と話しているという。
高橋治之容疑者(78)プロフィール
高橋 治之
(たかはし はるゆき、1944年(昭和19年)4月6日 – )は、日本の実業家。元電通顧問・専務[1][2]。株式会社コモンズ代表取締役会長[3]。元東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事。イ・アイ・イグループ社長高橋治則は弟。
東京都生まれ。慶應義塾幼稚舎、慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校を経て、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、電通に入社。
電通時代は同社スポーツ事業局の中心人物として「日本のスポーツビジネスを変えた男」と言われる。
国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長と親密な関係を築いており、Jリーグの創設から、成田豊電通社長の下、日本単独開催から日韓共催になった2002年日韓ワールドカップサッカーの経緯にも深く関わっている。
”サッカーの王様”ペレを弟治則のプライベートジェットに乗せて日本に連れてきて、軽井沢で当時の首相中曽根康弘とテニスをさせたこともある。
経歴
- 1967年4月 – 電通入社[13]
- 1993年1月 – 東京本社ISL事業局長[13]
- 1997年1月 – 総本社プロジェクト21室長[13]
- 2000年7月 – 国際本部海外プロジェクト・メディア局長[13]
- 2001年6月 – 常務執行役員[13]
- 2003年6月 – 上席常務執行役員[13]
- 2004年6月 – 常務取締役[13]
- 2007年6月 – 専務取締役[13]
- 2009年6月 – 電通顧問就任(2011年まで)
- 2014年6月 – 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事就任
- 2020年12月 – eSports事業の企業顧問就任
- 2022年8月 – 受託収賄容疑で東京地検特捜部により逮捕される。
Twitterコメント
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— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) August 23, 2022
立件に無理があるね。面会の録音データ、特捜部押収 AOKI要望さまざま、請託裏付け 元理事ら逮捕1週間・五輪汚職(時事通信) https://t.co/94HuaypQQa
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(ノ`Д´)ノ彡┻━┻#五輪の汚職がそんな程度で済む思とんかクソメディア#恥を知れやアホンダラあ
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— ~メモ帳~ (@h2h2g2) August 23, 2022
まとめ
今回の記事のまとめ
・【図解あり】高橋治之容疑者(78)面会の録音データ、特捜部押収=AOKI要望さまざま
・元理事から逮捕1週間・五輪汚職事件の内容と請託裏付けについて
・高橋治之容疑者(78)プロフィー
・Twitterコメント
今回は、五輪汚職について記事をまとめました。高橋容疑者と青木拡憲容疑者によるスポンサー費用でのスポーツコンサルタント料としてコンサル料を多額の額をもらった受領事件でニュースとなった。
電通の頂点に立つ男がまさか逮捕される事件となり、電通関係者やテレビ局関係者など、またはタレントなどに大きな衝撃を与えた。
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