先月23日、山梨・道志村の山中で見つかった子どもの頭の骨について警察が鑑定したところ、発見現場付近で行方不明となった女の子の母親と母系の親族関係があることが分かりました。
”頭の骨”は母親と“親族関係”と判明した 山梨県・道志村キャンプ場
日テレNEWS
先月23日、山梨・道志村の山中で見つかった子どもの頭の骨について警察が鑑定したところ、発見現場付近で行方不明となった女の子の母親と母系の親族関係があることが分かりました。 警察はこれまでにこの骨のDNA鑑定を行いましたが、個人は特定できず、母系の親族関係が分かるミトコンドリアDNA型鑑定を行っていました。 警察によりますと鑑定の結果、子どもの頭の骨は道志村のキャンプ場で行方不明になった千葉県の小倉美咲さんの母・とも子さんと母系の親族関係があることが分かったということです。
出典:Yahoo https://news.yahoo.co.jp/
先月23日、山梨・道志村の山中で見つかった子どもの頭の骨について警察が鑑定したところ、発見現場付近で行方不明となった女の子の母親と母系の親族関係があることが分かりました。
警察は以前からこの骨のDNA鑑定をしてきていましたが、なかなか個人への特定はできずにいましたが、ついに母系の親族関係がわかるミトコンドリアDNA鑑定を行い、個人との親族関係の特定を行ってきました。
その結果から、子どもの頭の骨は道志村のキャンプ場で行方不明になった千葉県の小倉美咲さんの母・とも子さんと母系の親族関係があることが分かったということです。
今まで、たくさんの捜索隊やDNA鑑定をしても、中々進展がない状況下ではありましたが、ついに親族関係であることが判明し、親族からすれば労われない気持ちにはなりますが、警察や各所関係者の調査協力のおかげで話の進展はあったのではないかと思われます。
ミトコンドリアDNA鑑定とは?
法科学研究センター 雨宮正欣所長:
細胞の中のミトコンドリア部分にあるDNAを分析することによって母子関係を判定する分析方法。例えば、古代人のDNA検査とかそういう時によく使われる分析方法ですから(検出)できる可能性は若干あがる。細胞組織の核からDNAを検出する手法は個人の特定につながります。
これに対しミトコンドリアは血縁関係を調べるもので、母親のDNA型との比較で個人を特定するということです。
県警は見つかった骨について科学捜査研究所でDNA鑑定を進めてきましたが、個人を識別するDNA型は検出できませんでした。
これについて法科学研究センターの雨宮正欣所長は「サンプルとなる骨片が少なすぎたこと」や「時間の経過でDNAが分解されてしまったことが考えられる」としています。
事件場所と骨の発見場所はどこ?
山梨県・道志村の山付近
山梨県・道志村の山付近で子供と思われる頭蓋骨と右の肩甲骨が発見されている。
道志村のキャンプ場は至る所にあり、捜索は困難を極めるが、捜索隊40人態勢のなかようやく手がかりとなるものを発見することができたのだと思います。
まとめ
今回の記事のまとめ
・”頭の骨”は母親と“親族関係”と判明した 山梨県・道志村キャンプ場
・ミトコンドリア鑑定とは?
・事件場所と骨の発見場所はどこ?
今回はこの3つのテーマでお伝えしてきました。山梨県・道志村の少女行方不明事件は段々とではありますが、事件の真相に近づいてきている気がしますね。
DNA鑑定の調査や捜査がもっと進み事件の解決を警察の方々には一刻も早く進めてもらいたいところです。
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