北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故で、作業船に積まれていたカズワンの船体の網走港(北海道網走市)への陸揚げ作業が1日午前7時過ぎ、始まった。
カズワンの陸揚げ作業が始まる 1日午後、乗客の家族に公開
北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故で、作業船に積まれていたカズワンの船体の網走港(北海道網走市)への陸揚げ作業が1日午前7時過ぎ、始まった。
【写真】被害者らが発見された場所 船体は港近くの別の場所で保管され、1日午後に乗客の家族らに公開されて献花などが行われる。
出典:Yahoohttps://news.yahoo.co.jp/
4月に起きた北海道知床半島沖で観光船「KAZU 1」が沈没した事故では、14人が死亡し12人がいまも行方不明となっています。1日は、網走港で陸揚げ作業が行われています。
引き揚げでは、海面近くまでつり上げられた船体がえい航の途中で落下して再び海底に沈むなど作業が難航しましたが、先月27日に引き揚げ作業が完了し、1日は、網走港で陸揚げ作業が行われています。
全長およそ12メートルの「KAZU 1」を載せる特殊なトレーラーが準備され、およそ400メートル先にある海保が特別に設置した白いシートに囲われた場所に運ばれたあと、クレーンで収容されます。
作業は午前11時ごろには完了し、午後からは被害者家族が船体に献花する予定です。
カズワン 陸揚げ完了 トレーラーに載せ”慎重に”電線の下くぐる 午後に家族が献花
北海道知床半島沖で26人を乗せた観光船「KAZU1(カズワン、19トン)」が沈没した事故で、海底から引き揚げられたカズワンを陸揚げする作業が、6月1日午前8時23分にトレーラーに載せる作業が完了し、保管所への移動が始まっています。
午前8時59分ごろの映像では、電柱の上の電線の下を、大勢の作業員が見守るなか、慎重にトレーラーがくぐっていく様子が見られました。 第一管区海上保安本部によりますと、1日午前7時16分からカズワンを作業船からつり上げし、午前8時23分に網走港のトレーラーに載せる作業が完了。近くの船体保管場所への移動を始めています。
1日午後に、乗客家族に公開され、献花をする場も設けます。
関連記事
知床観光船沈没1か月 ついにあすにも船引き揚げされる

コメント